民の口 2010 10 16

昔の中国の政治家は、よくわかっていたのです。
しかし、今の中国の政治家は、わかっていないのです。
それを2003年10月25日に知らせたのです(「国を治める 2003 10 25」)。

「民の口を防ぐは、川を防ぐよりも甚だし」『国語』(周語)
これは、「言論を抑圧するのは、川を塞ぐより危険である」という意味です。
人の口を堰き止めることは、ダムを造るより困難なことのたとえです。
 この格言の歴史的背景は、以下のとおりです。
周の国王が、悪口を言う民衆を弾圧して、
人の口を塞いでしまったが、
それに対し、大臣が国王を諫めたことばです。
(参考文献)
「中国名言便覧」 三省堂 大島晃 編

国を治める statesmanship 2003 10 25
 インターネットや携帯電話の発達により、
もはや、国民を、警察や軍、あるいはマスコミによって、抑えることはできないのです。
現代という時代は、そういう時代ではないのです。
 中国の格言に、こういう名言があります。
「民の口を防ぐは、川を防ぐよりも甚だし」『国語』(周語)
(意味)言論を抑圧するのは、川を塞ぐより危険である。
大河にダムを造るより、人の口にダムを造る方が、もっと危険である。
人の口を堰き止めることは、ダムを造るより、困難なことのたとえ。















































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